💼 院長からひとこと
こんにちは、みやこ鍼灸整骨院の院長です。今日は不眠・眠りの浅さについてのお話です。「布団に入ってもなかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」「朝までぐっすり眠れず、昼間もだるい」——こうしたご相談が、広陵町を中心に香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの方から、当院にもよく寄せられます。とくにこれから本格的な夏に向かうこの時期は、寝苦しい熱帯夜や、冷房での体の冷え、気温差による自律神経の乱れで、眠りが浅くなる方が増えてきます。「年のせい」「もともと眠りが浅い体質だから」とあきらめてしまう方も多いのですが、睡眠は体のこわばりをゆるめ、自律神経を整え、寝る前の過ごし方を見直すことで、ぐっと変わってくることが少なくありません。今日のコラムが、つらい夜を少しでもらくにするお手伝いになれば幸いです。
なぜ眠れなくなるの?睡眠と自律神経のしくみ
「疲れているのに、布団に入ると目がさえてしまう」
「夜中に何度も目が覚めて、そのあと寝つけない」
「朝早くに目が覚めて、もう一度眠れない」
こんなお悩みはありませんか?私たちの体は、活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経という二つの自律神経が、シーソーのように切り替わって働いています。眠りにつくには、夜に向けてこのシーソーが休息モード(副交感神経)に傾くことが大切です。
ところが、日中のストレス・考えごと・スマホやパソコンの光・体のこわばり・寝室の暑さや明るさなどが重なると、夜になっても体が活動モードのままで、なかなか休息モードに切り替わりません。すると、寝つきが悪くなる・眠りが浅くなる・夜中に目が覚めるといった状態が起こりやすくなります。これが、不眠や眠りの浅さの大きな背景です。
多くは一時的なものですが、眠れない日が長く続く・気分の落ち込みや動悸をともなう場合は、体や心からのサインのこともあります。「ただの寝不足」と軽く考えず、眠れる体のリズムを整えることを意識するのが大切です。
こんな症状ありませんか?睡眠の悩みセルフチェック
以下のような状態が一つでもあてはまれば、眠りのリズムや自律神経が乱れているサインかもしれません。長く続くときは、無理をせず早めのご相談をご検討ください。
- ☐ 布団に入っても30分以上寝つけないことが多い
- ☐ 夜中に何度も目が覚めて、そのあと寝つけない
- ☐ 朝早くに目が覚めてしまい、もう一度眠れない
- ☐ 眠った気がせず、朝から体がだるい・重い
- ☐ 寝苦しい・暑くて夜中に目が覚める
- ☐ 肩や首がこって、頭がさえて眠れない
- ☐ 寝る直前までスマホを見ていることが多い
- ☐ 日中に強い眠気があり、集中できない
眠りが浅くなる4つの背景
① 熱帯夜・寝室の暑さによる寝苦しさ
夏に向かうこの時期に増えるのが、寝室の暑さ・寝苦しさによる眠りの浅さです。私たちは眠るときに体の深部の温度がゆるやかに下がることで、深い眠りに入っていきます。ところが、寝室が暑かったり湿気がこもったりすると、この体温の切り替えがうまくいかず、寝つきが悪くなる・夜中に汗で目が覚めることが増えます。「暑くなってから急に眠れなくなった」という方は、まずこの寝室の環境が関わっていることが多いです。
② 冷房・気温差による自律神経の乱れ
暑さ対策に欠かせない冷房ですが、冷えすぎや屋外との大きな気温差は、自律神経に負担をかけます。一日のなかで暑い・寒いをくり返すと、活動モードと休息モードの切り替えが乱れ、夜になっても体が休息モードに入りにくくなります。「冷房で体が冷えた日に眠りが浅い」「だるくて寝た気がしない」という方は、この気温差による自律神経の乱れが関わっていることがあります。冷やしすぎない冷房の使い方が、夏の睡眠には大切です。
③ 体のこわばり・肩こり首こり
デスクワークやスマホで肩・首・背中がこわばると、その緊張が抜けず、頭がさえて眠りにくくなることがあります。筋肉のこわばりは交感神経を高ぶらせやすく、体が休息モードに入るのをじゃまします。「肩や首がこっていると寝つけない」「朝起きると体が重い」という方は、体のこわばりが眠りの質に影響しているサインかもしれません。日中にたまった緊張を寝る前にゆるめておくことが、深い眠りにつながります。
④ ストレス・スマホの光と、東洋医学からみた背景
考えごとやストレス、寝る直前までのスマホやパソコンの光は、脳を活動モードのままにし、寝つきを悪くします。東洋医学では、こうした不眠を「気血(きけつ)の巡りの乱れ」や、心と体を落ち着かせる血(けつ)の不足・気の高ぶりととらえます。「あれこれ考えて眠れない」「夜になると気持ちが高ぶる」といった状態を、巡りを整え、高ぶりをしずめ、不足を補うことで落ち着かせていきます。眠りは、体全体のめぐりや心のゆとりとも深く関わっているのです。
今日からできる、眠りを整えるセルフケア
睡眠は、寝る前の過ごし方と、日中・寝室の整え方の両方で変わってきます。無理に「眠ろう」とがんばるほど眠れなくなることもあるため、肩の力を抜いて、できそうなものから取り入れてみてください。
① 寝室を「眠りやすい暑さ」に整える
寝る前に冷房や扇風機で寝室をあらかじめ涼しくしておき、寝るときは体が冷えすぎない設定に。風が直接体にあたり続けないよう、向きを工夫しましょう。通気性のよい寝具やパジャマに変えるだけでも、寝苦しさはやわらぎます。暑さで眠れない夜が続くときは、まず寝室の環境から見直してみてください。
② 寝る90分前のぬるめの入浴
寝る90分ほど前に、38〜40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかると、いったん上がった体温が下がるタイミングで眠気がきやすくなります。シャワーだけで済ませがちな夏も、湯船で体を温めて血流をめぐらせると、こわばりがゆるみ、寝つきが整いやすくなります。熱すぎるお湯は体が活動モードになるので、ぬるめがおすすめです。
③ 寝る前のスマホ・考えごとを手放す
寝る30分〜1時間前はスマホやパソコンを置き、照明を少し落として過ごしましょう。ゆっくりした呼吸(吐く息を長く)や、軽いストレッチ、温かいノンカフェインの飲み物などで、体を休息モードに切り替えていきます。気になることが頭から離れないときは、紙に書き出して一度手放すのもおすすめです。
④ 朝の光と生活リズムを整える
夜ぐっすり眠るには、朝の過ごし方も大切です。朝起きたらカーテンを開けて光を浴び、できるだけ毎日同じ時間に起きるようにすると、体内時計が整い、夜に自然な眠気がきやすくなります。眠れなかった翌日も、昼寝は15〜20分までにとどめると、夜の眠りをじゃましにくくなります。
こんなときは医療機関へ
眠りの悩みの多くはセルフケアで整いますが、中には注意が必要なものもあります。眠れない日が長く続いて生活に支障が出ている/強い気分の落ち込みや不安をともなう/大きないびきや、睡眠中に呼吸が止まると指摘された/動悸・息苦しさ・体重の急な変化がある——こうした場合は、心療内科・精神科・内科・睡眠の専門外来などの医療機関にご相談ください。睡眠時無呼吸や、心や体の病気が隠れていることもあります。当院でも、必要と判断した場合は医療機関の受診をおすすめしており、受診と並行したケアに対応しています。
当院での不眠・眠りの浅さへのアプローチ(3ステップ)
みやこ鍼灸整骨院では、寝つきの悪さ・眠りの浅さに対して3ステップのアプローチを、お一人おひとりの体の状態と生活リズムに合わせて組み合わせていきます。「最近よく眠れない」「だるさが抜けない」とお困りのときは、当日のご来院・ご相談も承っています。
STEP 1:首・肩・背中のこわばりをゆるめる手技
眠りをじゃましやすい首・肩・背中・後頭部のこわばった筋肉を、状態を確認しながら丁寧にゆるめ、体が休息モードに切り替わりやすい状態へ整えていきます。日中にたまった緊張をほどくことで、頭のさえやこわばりをやわらげ、眠りに入りやすい体づくりを目指します。
STEP 2:自律神経の巡りを整える鍼灸ケア
頭部・首・手足の経穴へのやさしい鍼灸ケアで、気血の巡りを促し、高ぶった気持ちや自律神経の乱れを落ち着かせていきます。「考えごとで眠れない」「冷えやだるさで眠りが浅い」という方には、めぐりと温もりを整えることが助けになります。東洋医学の視点から、眠りだけでなく全身のバランスや冷え・疲れの背景も見ていきます。
STEP 3:睡眠リズムと生活のアドバイス
施術と並行して、寝室の整え方・入浴のタイミング・寝る前の過ごし方・朝の光と起きる時間まで、生活に合わせてご提案します。眠りは、ふだんの過ごし方を少し整えるだけで変わってくることが多いものです。つらさがやわらいだあとも、ぐっすり眠れるリズムを保つ体づくりを一緒に目指します。不安なことは何でもご相談ください。
不眠・眠りの浅さは、「体質だから」とあきらめなくても、体のこわばり・自律神経・寝る前の過ごし方を整えることで変わってくることが多い不調です。とくにこれからの夏は、熱帯夜の寝苦しさや冷房の冷え・気温差で眠りが浅くなりやすい時期。なかなか寝つけない夜が続く方、夜中に何度も目が覚める方、日中もだるさが抜けない方は、我慢せずご相談ください。みやこ鍼灸整骨院では、医療機関での受診と並行したケアにも対応しています。広陵町を中心に、香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの方からのご相談も承っています。眠れないつらさを一人で抱えず、まずはお気軽にお問い合わせください。
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ぐっすり眠るためには、日中に体を適度に動かして、心地よい疲れと血流のめぐりをつくることがとても大切です。当院併設のJINgymでは、無理のない運動・ストレッチ・体の使い方を、お一人おひとりの状態に合わせてご提案しています。整骨院での施術と組み合わせることで、こわばりにくく・眠りやすい体を一緒に目指せます。気になる方はスタッフまでお気軽にお声がけください。







