夏の部活でひざのお皿の下が痛む「オスグッド病」でお悩みの方へ|広陵町のみやこ鍼灸整骨院が原因とセルフケアを解説

💼 院長からひとこと

こんにちは、みやこ鍼灸整骨院の院長です。今日は成長期のお子さまに多い、ひざのお皿の下の痛み「オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)」についてのお話です。「部活のあと、ひざの下が痛いと子どもが言う」「ジャンプやダッシュのときに膝の下がズキッとする」「膝の下の骨が出っぱってきて、正座ができない」——夏休みに入って練習量が一気に増えるこの時期、こうしたご相談が広陵町を中心に香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの保護者の方から増えてきます。オスグッド病は「成長痛だから我慢するしかない」と言われて、痛みをこらえたまま練習を続けてしまうお子さまが少なくありません。ですが、無理を重ねると大会前の大事な時期に休まざるを得なくなることもあります。今日のコラムが、お子さまのひざを守るお手伝いになれば幸いです。

オスグッド病は、なぜ起こるの?

「走ったりジャンプしたりすると、ひざのお皿の下が痛む」
「練習のあと、膝の下がズキズキして熱をもつ」
「膝の下の骨がだんだん出っぱってきて、押すと痛い」
お子さまにこんなお悩みはありませんか?これはオスグッド病(オスグッド・シュラッター病)かもしれません。痛みが出るのはひざのお皿(膝蓋骨)から数センチ下にある、すねの骨の出っぱり「脛骨粗面(けいこつそめん)」という場所です。ここが腫れたり、熱をもったり、押すと痛んだりします。

起こるしくみはシンプルです。太ももの前側の大きな筋肉「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」は、ひざのお皿を通って、すねの上の脛骨粗面にくっついています。走る・跳ぶ・ボールを蹴るといった動作のたびに、この筋肉が脛骨粗面を強く引っぱります。ところが成長期は身長がぐんと伸びる一方で、筋肉や腱の伸びが追いつかず、太もも前が硬くなりがちです。しかも脛骨粗面はまだ軟骨がやわらかく、成長のまっただ中。硬くなった筋肉に引っぱられ続けることで、軟骨の部分が炎症を起こしたり、部分的にはがれかけたりして痛みが出るのです。

起こりやすいのは小学校高学年〜中学生ごろで、女子は10歳前後、男子は12歳前後に多いといわれます。男子に多いのも特徴です。競技ではサッカー・バスケットボール・バレーボール・陸上・野球など、ジャンプやダッシュ、急な切り返しが多いスポーツでよくみられます。夏休みは練習時間が長くなり、大会も重なるため、負担が一気に増える時期です。多くの場合は成長が落ち着くとともに痛みもおさまっていきますが、無理を続けると成長期が終わってからも痛みや出っぱりが残ることがあります。「気合いが足りない」わけでも「サボっている」わけでもありません。体が急いで成長している最中に出る、休息のサインだと受け止めてあげてください。

こんな症状ありませんか?オスグッド病セルフチェック

以下のような状態が続くときは、ひざに負担が積み重なっているサインかもしれません。無理に練習を続けず、早めのケアをご検討ください。

  • ひざのお皿の下(すねの上の出っぱり)を押すと痛い
  • 走る・ジャンプする・ボールを蹴るときに膝下が痛む
  • 練習のあとに痛みが強くなり、休むと少し楽になる
  • 膝の下の骨が、以前より出っぱってきた気がする
  • 正座やしゃがみ込みで、膝の下が当たって痛い
  • 階段の上り下り、とくに下りでひざ下が痛む
  • 太ももの前側が硬く、かかとがお尻につかない
  • ここ半年で身長がぐんと伸びた

痛みを我慢して練習を続けるとどうなる?

「レギュラーを外されたくない」「大会が近いから休めない」——お子さま自身がそう思って、痛みを言い出せずにいることも多いものです。けれども痛みをこらえて練習を続けると、炎症が長引いて痛む期間そのものが長くなり、結局もっと長く休まなければならなくなることがあります。また、痛む脚をかばう動きが続くことで、反対の脚・股関節・腰にまで負担が広がることもあります。強い牽引が続いた場合には、脛骨粗面の軟骨が部分的にはがれる(剥離)状態に進むこともあり、そうなると復帰までにより長い時間がかかります。早めに負担を減らし、太もも前の硬さをゆるめてあげることで、練習に戻れるまでの時間を短くできることも多い症状です。「まだ動けるから大丈夫」と様子を見るより、痛みが軽いうちに手を打ってあげましょう。

今日からできる、オスグッド病のセルフケア

オスグッド病のケアは、ひざ下の引っぱりを減らし、太もも前の筋肉をやわらかく保つことがカギになります。できそうなものから少しずつ、毎日の習慣に取り入れてみてください。強い腫れや熱をもっているとき、歩くのもつらいとき、じっとしていてもズキズキ痛むときは無理をせず、まず整形外科などの医療機関にご相談くださいね。

① 太もも前のストレッチをていねいに

いちばん大切なのが大腿四頭筋(太ももの前側)をやわらかく保つことです。壁やイスに手をついて片足で立ち、反対の足首を手でつかんで、かかとをお尻に近づけるように膝を曲げて20〜30秒キープします。反動をつけず、痛気持ちよいところで止めるのがポイント。うつ伏せで行うと腰が反りにくく、お子さまにも安全です。練習前だけでなく、練習後とお風呂上がりにも行うと、硬さが戻りにくくなります。太ももの裏・ふくらはぎ・お尻もあわせてゆるめると、ひざへの負担がさらに減ります。

② 痛みが強い時期は「運動量の調整」を

痛みが強いときは、ジャンプ・ダッシュ・急な切り返し・全力のキックなど、ひざ下を強く引っぱる動きを一時的に控えます。完全に休むのがつらい場合でも、練習量を半分にする・走る量を減らす・ボールを使わない基礎練習に切り替えるなど、量と内容を調整するだけでも負担は大きく変わります。指導者の方に状況を伝えて、メニューを相談することも大切です。痛みが引いてきたら、少しずつ運動量を戻していきましょう。

③ 練習後のアイシングと入浴の使い分け

練習直後に痛みや熱っぽさがあるときは、氷のうや保冷剤をタオルで包み、膝の下を10〜15分ほど冷やすと楽になりやすくなります(直接肌に当てないでください)。反対に、痛みが落ち着いている日は湯船でしっかり温め、太もも前をゆるめてからストレッチをすると効果的です。「痛みや腫れが強い日は冷やす・落ち着いている日は温める」と覚えておくと迷いません。

④ 体づくりと道具の見直し

成長期は睡眠・食事・水分が体の回復力を大きく左右します。夏場はこまめな水分と塩分の補給も忘れずに。すり減ったシューズはクッション性が落ちて衝撃が増えるため、履き替えの時期も確認してみてください。痛みが強い時期にはオスグッド用のベルト(膝下のバンド)で引っぱりをやわらげる方法もあります。使い方に迷うときは当院でもご相談いただけます。

こんなときは整形外科など医療機関へ

「成長痛だと思っていたら、別の原因だった」というケースもあります。ひざが大きく腫れて熱を持っている/安静にしていてもズキズキ痛む/転倒やぶつけたあとに急に強い痛みが出た/ひざが伸びない・曲がらない/夜も痛みで目が覚める/発熱をともなう——こうした症状があるときは、脛骨粗面の剥離(はくり)や骨折、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)、半月板や靭帯のけが、まれに骨の病気などが背景にあることもあります。まずは整形外科などの医療機関でレントゲンなどの検査を受けておくことが大切です。当院でも、必要と判断した場合は医療機関の受診をおすすめしており、病院での診察と並行した体のケアに対応しています。なお、スポーツ中のケガとして起きた急な痛みについては、健康保険が使えるかどうかも含めて受付でご案内できますので、お気軽にお尋ねください。

当院でのオスグッド病へのアプローチ(3ステップ)

みやこ鍼灸整骨院では、成長期のひざのつらさに対して3ステップのアプローチを、お一人おひとりの痛みの出方・競技・練習量・成長のスピードに合わせて、やさしく組み合わせていきます。「部活を休ませたくないけれど、悪化させたくない」——そんなご相談こそ、お気軽にお越しください。

STEP 1:めぐりと筋肉をいたわる鍼灸ケア

東洋医学では、成長期のひざの痛みを「気・血のめぐり」と「使いすぎ」「回復の追いつかなさ」の観点から捉えます。当院では、太ももの前・ひざまわり・お尻・ふくらはぎのツボへやさしい鍼灸ケアを行い、血のめぐりを促しながら、こわばった筋肉をゆるめていきます。お子さまには細い鍼でごく浅く、こわがらせない刺激で行いますのでご安心ください。鍼が苦手な場合は、温灸や手技だけの組み立ても可能です。

STEP 2:太もも・お尻・足首のバランスを整える手技

オスグッド病はひざだけの問題ではありません。太もも前の硬さに加えて、お尻や太もも裏の使えていなさ・足首の硬さ・骨盤の傾きが重なって、ひざ下に負担が集中していることがよくあります。当院ではひざだけを診るのではなく、股関節から足首までのつながりを確認しながら、丁寧に整えていきます。お体に合わせた力加減で行いますので、はじめてのお子さまもご安心ください。

STEP 3:練習量・フォーム・セルフケアのアドバイス

施術と並行して、練習量の調整のしかた、痛みが出にくい動き方、ストレッチの正しいやり方、復帰までの進め方まで、競技と生活に合わせてご提案します。「いつから、どのくらい動いていいのか」が分かると、お子さまも保護者の方も安心して取り組めます。つらさがやわらいだあとも、ケガをしにくい体づくりを一緒に目指します。気になることは何でもお気軽にご相談ください。

オスグッド病は、「成長痛だから仕方ない」とつい我慢させてしまいがちですが、太もも前のこわばりをゆるめ、ひざ下にかかる引っぱりを減らしていくことで、痛みが少しずつ楽になっていくことも少なくありません。がんばっているお子さまが、痛みで大好きな競技をあきらめてしまう前に、どうぞ一度ご相談ください。みやこ鍼灸整骨院では、病院での診察と並行した体のケアに対応しています。広陵町を中心に、香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの方からのご相談も承っています。まずはお気軽にお問い合わせください。

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💪 JINgym(併設ジム)情報

オスグッド病の再発を防ぐには、太もも前の硬さをゆるめるだけでなく、お尻や太もも裏をうまく使えるようにすることも大切です。当院併設のJINgymでは、股関節を上手に使うトレーニング・着地やジャンプの動作づくり・体幹の安定づくりを、お一人おひとりの体調と競技に合わせてご提案しています。ひざ下に負担が集中しにくい動き方が身につくと、痛みがぶり返しにくくなります。整骨院・鍼灸での施術と組み合わせることで、ケガをしにくい体を一緒に目指せます。気になる方はスタッフまでお気軽にお声がけください。