📋 もくじ
💼 院長からひとこと
こんにちは、みやこ鍼灸整骨院の院長です。今日は交通事故のあと「時間がたってから」出てくる首や肩の痛みについてのお話です。「事故のときは興奮していて、痛みなんて全然なかった」「2〜3日たってから、首を回すとズキッとするようになった」「あとから頭痛や、手のしびれまで出てきた」——こうしたご相談が、広陵町を中心に香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの方から寄せられます。むち打ちは、事故の直後よりも数時間〜数日たってから症状がはっきりしてくることが少なくありません。「たいした事故じゃなかったから」と様子を見ているうちに、つらさが長引いてしまうこともあります。今日のコラムを、ぜひ最後まで読んでみてください。
事故のときは平気だったのに、なぜ後から痛くなるの?
「追突されたけれど、その場では痛くなかった」
「警察の対応をしているときは、ふつうに動けていた」
「翌朝、起きようとしたら首が固まって回らなかった」
こんな経験はありませんか?これはむち打ち(頸椎捻挫)で、とてもよく起こることです。理由は大きく2つあります。
ひとつめは「事故直後の興奮状態」です。ぶつかった瞬間、体は緊張してアドレナリンが出ている状態になります。この働きには痛みを感じにくくさせる作用があるため、本当はケガをしていても、その場では痛みとして自覚しにくいのです。落ち着いて数時間、あるいは一晩たってから「あれ、首が痛い」と気づく方がとても多くいらっしゃいます。
ふたつめは「炎症は後からピークになる」という体のしくみです。衝撃で首まわりの筋肉・靭帯・関節を包む組織が傷つくと、体はそれを治すために炎症を起こします。この炎症は当日より、翌日から数日後にかけて強くなりやすいもの。だから2〜3日たってから痛み・こわばりが増してくるのです。医療機関の情報でも、むち打ちの症状はおおむね事故から2週間以内に出そろうとされています。「今は平気だから大丈夫」ではなく、「今は平気でも、これから出るかもしれない」と考えておくのが安心です。
なお、むち打ちは信号待ちや渋滞で止まっているところに追突されたというケースが多くみられます。止まっていた側は身構えることができないため、首がムチのようにしなり、見た目には軽く見える衝突でも、首には想像以上の負担がかかります。「バンパーが少しへこんだ程度だから」と、ご自分の体のことを後回しにしないでください。
こんな症状ありませんか?事故後のセルフチェック
事故のあと、次のような変化が出ていませんか?ひとつでも当てはまる場合は、我慢せず早めにご相談ください。
- ☐ 事故から数日たって、首の痛み・こわばりが出てきた
- ☐ 首を回す・上を向くと、動かせる範囲が狭くなった
- ☐ 肩や背中まで、重だるさや張りが広がってきた
- ☐ 後頭部から締めつけられるような頭痛が続く
- ☐ 腕や指にしびれ・力の入りにくさを感じる
- ☐ めまい・耳鳴り・吐き気がある
- ☐ 寝つけない、眠りが浅い、朝すっきり起きられない
- ☐ 車に乗るとき、後ろが気になって落ち着かない
医療機関でよくみられるむち打ちの症状は、首の痛み・肩こり・腕のしびれや痛み・頭痛の4つと言われています。首だけでなく、頭や腕にも影響が出ることを知っておくと、「これも事故と関係あるのかも」と早めに気づけます。
「そのうち治る」と放っておくとどうなる?
むち打ちは、レントゲンで骨に異常がないことも多い症状です。そのため「骨は大丈夫と言われたから、そのうち治るだろう」と、痛み止めだけで様子を見てしまう方が少なくありません。けれども実際には、傷ついた筋肉や靭帯をかばう動きが続くことで、首や肩まわりの動きが硬いまま固定されてしまうことがあります。すると、頭痛・肩こり・腕のだるさといった不調が、事故から何ヶ月もあとまで残ってしまうことも。
むち打ちの回復にかかる期間は、軽ければ1〜2週間、一般的には1〜3ヶ月ほどが目安とされています。早い段階から、痛む場所だけでなく体全体の動きを整えていくことが、長引かせないためのポイントです。また事故のあとは、いつ・どんな症状が出たかを記録しておくことも大切です。時間がたってから受診すると、事故との関係がはっきりしにくくなることがあるためです。少しでも違和感があれば、できるだけ早めに医療機関を受診しておくことをおすすめします。
今日からできる、事故後のセルフケア
事故のあとは「早く元に戻したい」と焦って強く揉んだり、無理に首を回したりしないことが何より大切です。できそうなものから、やさしく取り入れてみてください。強い痛み・しびれ・めまいがあるときは自己判断で動かさず、まず医療機関にご相談くださいね。
① 最初の2〜3日は「休ませる」ことを優先
炎症が強くなりやすい事故直後の2〜3日は、痛む場所を強く揉んだり、長風呂で温めすぎたりしないようにしましょう。ズキズキと熱をもった痛みがあるうちは、動かしすぎないことが回復への近道です。首を支えるために、座るときは背もたれのある椅子に深く腰かけ、頭を前に突き出さない姿勢を意識してください。デスクワークの方は、画面の高さを目線に近づけるだけでも首の負担がぐっと減ります。
② 痛みが落ち着いてきたら「動かせる範囲で」やさしく
数日たって鋭い痛みが引いてきたら、痛くない範囲でゆっくり首を動かしていくことが大切です。「うなずくように、あごを軽く引いて、5秒キープ」を数回。次にゆっくり左右を向いて、それぞれ5秒。ポイントは反動をつけない・痛みが出る手前で止めること。ぐるぐる回す体操は、かえって負担になることがあるので避けましょう。じっとしすぎると硬くなり、動かしすぎると痛みが強くなる——このあいだを探していくイメージです。
③ 首ではなく「肩甲骨」から動かす
首がつらいときこそ、肩甲骨から動かすのがおすすめです。両肩をすくめるように上げて、ストンと落とすのを5回ほど。次に肩を後ろへゆっくり大きく回すのを5回。首を直接動かさずに、首の付け根から背中にかけての血のめぐりを促せるので、痛みが強い時期でも取り入れやすいケアです。仕事や家事の合間、1時間に一度を目安にどうぞ。
④ 睡眠と、冷房による冷えに気をつける
組織の回復は眠っている間に進みます。事故のあとは気持ちが張りつめて眠りが浅くなりがちですが、寝る前のスマホを控える・ぬるめのお風呂で体をゆるめるなど、休みやすい流れを作りましょう。枕は高すぎないものを選び、首の後ろにすき間ができないようにタオルで調整すると楽になる方が多いです。また夏場は冷房の風が首や肩に直接当たると筋肉がこわばりやすいので、薄手のストールやカーディガンで首まわりを守ってください。
こんなときはすぐに医療機関へ
事故のあとの不調が、すべてむち打ちとは限りません。意識が一瞬でも遠のいた・記憶があいまい/強い頭痛が続く、だんだんひどくなる/くり返し吐く・吐き気が強い/手足に力が入らない、うまく歩けない/ろれつが回らない、ものが二重に見える/顔や手足のしびれが広がってくる/胸やお腹の痛み、息苦しさがある——こうした症状があるときは、頭部や首の神経、内臓のケガが隠れていることもあります。ためらわずに救急外来や脳神経外科・整形外科を受診してください。当院でも、必要と判断した場合は医療機関の受診をおすすめしており、病院での診察と並行した体のケアに対応しています。
当院での交通事故後のケア(3ステップ)
みやこ鍼灸整骨院では、事故後のつらさに対して3ステップのケアを、お一人おひとりの事故の状況・症状の出方・お仕事や生活の環境に合わせて、やさしく組み立てていきます。「首が痛い」と一言で言っても、実際につらい場所や動かしにくい方向は人によってまったく違います。まずはお話をしっかり伺うところから始めます。
STEP 1:今の状態をていねいに確認する
どんな状況の事故だったか、いつからどの症状が出たか、どの動きがつらいかを確認します。首・肩・背中・腕の動きや筋肉の状態をみて、今は休ませる時期なのか、動かしていく時期なのかを判断します。医療機関での検査結果があれば、あわせてお伝えください。整形外科などにかかりながら、当院での体のケアを並行して受けていただくことも可能です。
STEP 2:首まわりの緊張をゆるめる鍼灸・手技ケア
むち打ちのあとは、首の後ろから肩の付け根、肩甲骨のまわりがかたく張ってしまうことがよくあります。当院では、やさしい鍼灸ケアと手技を組み合わせて、こわばった筋肉をゆるめ、血のめぐりを促していきます。痛みが強い時期は、患部を直接触らず、離れた場所からアプローチする組み立ても可能です。鍼が苦手な方は手技だけの施術もできますので、ご遠慮なくお伝えください。
STEP 3:姿勢・生活動作を整えて、戻りにくい体へ
痛みが落ち着いてきたら、首を支える背中・肩甲骨まわりの働きを取り戻していく段階に進みます。デスクワークの姿勢、スマホの見方、寝るときの枕の高さ、運転中の座り方まで、実際の生活に合わせてご提案します。事故の前より動かしやすい体を目指して、無理のないペースで一緒に進めていきましょう。
交通事故によるおケガは、自賠責保険でご相談いただけます。手続きの流れや保険会社とのやりとりで分からないことも、遠慮なくお尋ねください。交通事故の施術について詳しくは交通事故施術のページもあわせてご覧ください。「事故から少し日がたってしまった」「軽い事故だったから相談していいのか迷う」——そんな方こそ、一度ご相談ください。みやこ鍼灸整骨院では、病院での診察と並行した体のケアに対応しています。広陵町を中心に、香芝市・大和高田市・橿原市など近隣エリアの方からのご相談も承っています。
交通事故のあとの首の痛み・頭痛のご相談もLINEからお気軽に
🗓️ 本日の診療・混雑のご案内
本日は通常診療です。ご予約・当日受付ともに承っております。交通事故によるおケガのご相談はもちろん、首・肩の痛み、腰痛、頭痛でお困りの方も、お気軽にお越しください。
平日・土曜 午前 8:30〜12:00 / 午後 15:00〜20:00
日曜 8:30〜13:00(午後休診)
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「日中は仕事で通えない」という方へ、20時以降の夜間予約もLINEから承っております。事故のあとのケアは間隔をあけずに続けることが回復の助けになります。お仕事帰りにも通いやすい時間をご用意していますので、ご都合に合わせてお気軽にご相談ください。
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💪 JINgym(併設ジム)情報
事故のあとのつらさが落ち着いてきたら、次は「戻りにくい体づくり」の段階です。首を支えているのは、実は背中や肩甲骨まわり、体幹の筋肉。当院併設のJINgymでは、首に負担をかけずにできる背中のトレーニング、肩甲骨を動かす練習、姿勢を支える体幹づくりを、お一人おひとりの体調に合わせてご提案しています。「どこまで動かしていいか分からない」という時期でも、専門スタッフが一緒に確認しながら進められるのが利点です。整骨院・鍼灸での施術と組み合わせて、つらさの戻りにくい体を一緒に目指しましょう。気になる方はスタッフまでお気軽にお声がけください。







