💼 院長からひとこと
こんにちは、みやこ鍼灸整骨院の院長です。昼間はまだ暑いのに、朝晩はずいぶん涼しくなってきましたね。この時期、施術の前に手をお預かりすると、「先生、私の手、冷たいでしょう。すみません」と先にあやまられる方がおられます。
冷え性は、痛みのように「どこかが悪い」とはっきりしないぶん、「体質だから」「女性はみんなそう」と、ずっと我慢されていることが多い悩みです。でも、冷えは肩こりや寝つきの悪さ、だるさの入り口になっていることもあります。
今日は、本格的に寒くなる前の今だからこそ始めておきたい、手足の冷えの原因と、ご自宅でできるケアをお話しします。
「体は温かいのに、手足の先だけ冷たい」——こんなことはありませんか
- 布団に入っても足先が冷たくて、なかなか寝つけない
- 夏でも冷房の部屋にいると、指先が白っぽく冷たくなる
- 朝晩が涼しくなると、靴下をはかないと落ち着かない
- お風呂で温まっても、上がって少しすると手足がすぐ冷える
- 冷えと一緒に、肩こり・腰の重さ・だるさも感じやすい
- 人と握手したり手をつないだりすると、「冷たいね」と言われる
体の中心は温かいのに、手や足の先だけが冷える状態は「末端冷え性」とも呼ばれ、比較的若い女性にも多いとされています。とくに朝晩の気温差が大きくなる秋口は、「手足が冷たくて眠れない」というご相談が増えはじめる時期です。
なぜ手足の先から冷えるのか
私たちの体は、寒さを感じると心臓や内臓など、生きるために大切な場所の温度をまず守ろうとします。そのために、手足の先の血管をきゅっと細くして、体の中心に血液を集めます。つまり、手足の先は「後回し」にされやすい場所なのです。
そこに、次のような理由が重なると、冷えを強く感じやすくなります。
1. 熱をつくる筋肉が少ない
体の熱の多くは筋肉がつくっています。女性は男性に比べて筋肉量が少なめなうえ、年齢とともに筋肉は少しずつ減っていきます。さらに、ふくらはぎの筋肉は足先の血液を心臓へ押し戻すポンプの役割もしているため、座りっぱなし・運動不足の生活では、足先に血液がめぐりにくくなります。
2. 自律神経の切りかえがうまくいかない
血管を細くしたり広げたりして体温を調節しているのは自律神経です。寝不足、ストレス、忙しさが続くと、体が「緊張モード」のままになり、手足の血管が細いままになりがちです。女性の場合は、月経や更年期などホルモンバランスの変化も、自律神経に影響するといわれています。
3. 夏の冷えと、秋の寒暖差
夏のあいだ冷房の効いた部屋で過ごし、冷たい飲み物が多かった体は、温度の変化についていく力が弱っていることがあります。そこへ昼は暑く、朝晩は涼しいという秋口の寒暖差が加わると、自律神経は一日に何度も切りかえを求められ、冷えを感じやすくなります。
4. 首・肩・背中のこわばり
デスクワークやスマホで首・肩・背中がこわばった状態が続くと、体全体が縮こまった姿勢になり、呼吸も浅くなりがちです。「冷え性の方は肩こりも一緒に抱えている」ことが多いのは、当院でもよく感じるところです。
| こんな方は | 考えられるきっかけ | まず見直したいこと |
|---|---|---|
| 座りっぱなしが多い | ふくらはぎのポンプが働きにくい | 1時間に1回、かかとの上げ下ろし |
| 忙しくて寝不足ぎみ | 自律神経が緊張モードのまま | ぬるめのお湯につかる時間をつくる |
| 首・肩がいつもこっている | 縮こまった姿勢と浅い呼吸 | 首まわりを温め、肩をすくめて脱力 |
| 食事量を減らしている | 熱のもとになるエネルギー・たんぱく質の不足 | 朝ごはんと、毎食のたんぱく質 |
🏥 こんなときは、先に医療機関へご相談ください
冷えのかげに、病気が隠れていることもあります。次のような様子があるときは、当院より先に内科などの医療機関で相談してください。
・寒いところで指先が真っ白や紫色になり、しびれや痛みをともなう
・歩くとふくらはぎが痛くなり、休むとおさまることをくり返す
・片方の手足だけが極端に冷たい、色が悪い
・冷えと一緒に、むくみ・体重の増加・強いだるさ・肌の乾燥・便秘が続いている
・立ちくらみや息切れがある、健康診断で貧血を指摘された
医療機関で「特に異常はない」と言われた冷えや、通院を続けながらの体のケアは、当院でご相談いただけます。
ご自宅で今日からできる、5つのこと
1. 「首・手首・足首」の3つの首を温める
3つの首は皮膚が薄く、太い血管が通っている場所です。ここを温めると、温まった血液が体をめぐりやすくなります。朝晩の涼しい時間は、薄手のストールやレッグウォーマーを一枚。首に蒸しタオルを当てるのもおすすめです。
2. 38〜40℃のお湯に、10〜15分つかる
暑さが残る時期はシャワーで済ませがちですが、ぬるめのお湯にゆっくりつかると、体が緊張モードからリラックスモードへ切りかわりやすくなります。熱すぎるお湯は、かえって体を興奮させるので控えめに。お風呂のあとは、足先が冷える前に靴下やスリッパを。
3. かかとの上げ下ろしで、ふくらはぎのポンプを動かす
いすに座ったまま、または台所に立ったまま、かかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろすを20回ほど。テレビを見ながら、歯みがきをしながらでもかまいません。足首をぐるぐる回すのも、足先に血液を届ける手助けになります。
4. 冷たい飲み物を、少しずつ常温・温かいものへ
夏の習慣で冷たい飲み物が続いている方は、朝いちばんの一杯だけでも白湯や温かいお茶に変えてみてください。食事を抜かないこと、たんぱく質をとることも、熱をつくる土台になります。
5. 寝る前に「深く吐く」呼吸を
布団に入ったら、鼻から4秒吸って、口から8秒かけてゆっくり吐くを5回ほど。吐く息を長くすると、体がリラックスする方向へ向かいやすくなります。寝るときの靴下は、ゆったりしたものを。締めつけの強いものは、かえって血のめぐりをさまたげることがあります。
当院でのサポート
当院では、いつから・どこが・どんな時に冷えるのかに加えて、睡眠、お仕事の姿勢、月経や更年期のご様子など、冷えにつながっていそうな生活の背景もうかがいます。そのうえで、お体の状態に合わせて進めていきます。
- 鍼灸によるアプローチ…足首まわりやお腹、背中のツボを使い、体がリラックスしやすい状態へ整えていきます。お灸で「じんわり温かい」を感じていただくこともあります。鍼が初めての方は、刺激の弱いものからご相談ください。
- 首・肩・背中のこわばりの調整…縮こまった姿勢をゆるめ、呼吸がしやすい体をめざします。
- ふくらはぎ・股関節まわりのケア…足先へ血液を届ける通り道がかたくなっていないかをみていきます。体全体のかたさが気になる方には、マンツーマンストレッチもご用意しています。
- ご自宅でのケアの提案…その方の生活の中で続けやすい方法を、一緒に考えます。
冷えの感じ方や変化のペースには個人差があり、どなたにも同じ結果をお約束するものではありません。医療機関に通院中の方は、そちらの通院を続けていただいたうえで併用していただけます。
冷えとかかわりの深いお悩みについては、こんな記事も書いています。
「体質だから」とあきらめる前に
冷え性は、命にかかわるような症状ではないぶん、後回しにされやすいお悩みです。けれど、手足が冷えて眠りが浅くなり、疲れが抜けにくくなり、肩や腰もこわばる——という流れは、決してめずらしくありません。本格的に寒くなる前の今から整えておくと、冬の過ごしやすさが変わってきます。
当院は広陵町にあり、香芝市・大和高田市・葛城市からもお越しいただいています。当日受付・夜20時まで・LINE予約にも対応しておりますので、「冷えくらいで相談してもいいのかな」と迷ったら、まずは一度お声がけください。
🗓️ 本日の診療・混雑のご案内
本日は通常診療です。ご予約・当日受付ともに承っております。冷え性のご相談はもちろん、肩こり、腰痛、頭痛、ひざの痛み、交通事故後のお体のご相談でお困りの方も、お気軽にお越しください。
平日・土曜 午前 8:30〜12:00 / 午後 15:00〜20:00
日曜 8:30〜13:00(午後休診)
木曜・祝日 定休日
🌙 夜間予約のご案内(20時以降)
「日中は仕事と家事で時間がとれない」という方へ、20時以降の夜間予約もLINEから承っております。一日の終わりに体を温めて、ゆっくり眠りたい——そんなときにも、通いやすい時間をご相談ください。
⭐ Google口コミ・LINE登録
施術を受けて「良かった」「ここに来てよかった」と感じていただけましたら、ぜひGoogleの口コミでご感想をお寄せください。皆さまの声が次の患者さんの励みになります🙏
最新情報・予約案内はLINE公式アカウントから。お友だち追加で当日予約・キャンセル待ち情報をすぐお届けします。
💪 JINgym(併設ジム)情報
体の熱の多くは筋肉がつくっています。とくに太もも・お尻・ふくらはぎといった下半身の大きな筋肉を使うことは、冷えにくい体づくりの土台になります。当院併設のJINgymでは、運動が久しぶりの方や体力に自信のない方にも、その日の体調に合わせた無理のないメニューをご提案しています。寒くなる前の体づくりに、まずは体験からご相談ください。







